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夏なのに結露??

ジメジメと蒸し暑く、雨模様の日々をいかがお過ごしでしょう!?
実は私は「超」がつくほど、雨好きなので楽しい毎日です。。。。汗笑
さて、最近私の周りで

 『「結露」?それとも「雨漏れ」?』

みたいなことをよく耳にします。
例えば

 「壁や天井にカビが生えてきた」  とか
 
 「床がぐっしょりと濡れている」  などの相談です。

そしてよくよく調べてみると、意外に「雨漏れ」ではなく結露なんです。。。。
結露というと普通は「冬に起きるもの」と思いがちですが
案外この季節にも多いのです。
皆様のお宅はいかがでしょうか?





ではもう少し詳しく考えてみます。

 結露とは「冷たい物体(たとえばお冷の入ったコップ)」に
 「暖かい湿った空気」が触れると起こります。
 冷たいコップの表面に水滴がびっしりとつきますよね。。。。
 場合によってはテーブルの上もびっちょりと濡れてしまいます。


冬は外気によって冷やされたガラス窓に部屋内の暖かい空気が
触れると結露をするのは一般的ですね。
これは冬型結露。
その対策としては窓ガラスをペアガラスなどにして断熱性を上げるか、
(ガラスの室内側が冷たくならないようにするか)
換気をして部屋の温度を外気に近づけるなどの方法があります。

ではこの暑い時期の結露とはどうして起こるのでしょう?
例えば、クーラーをキンキンに効かした部屋に
「暖かい湿った空気(外気)」が入ってくると、
冷やされた壁や天井に暖かい空気が触れて結露します。

また、コンクリート造の建物(木造でも基礎など)では、
3月~4月頃によく発生するのですが、
冬の間に十分に冷やされたコンクリートに
春先の暖かい空気が触れると結露が起こる場合があります。
特にコンクリート打放し仕上げや直張クロスなどにしている場合で
玄関などの外部の環境に近いところでは注意が必要です。
これを夏型結露とでもいいましょうか!?

イメージですが、
 
 「暖かい部屋(暖房した部屋)で、お冷のコップの表面に水滴が付く」のが冬型結露。

 「寒~い部屋(クーラーをかけた部屋)で、お鍋のふたを開けると眼鏡が曇る」のが夏型結露。

どうでしょう。。。??微妙に解りにくい。。。。汗汗汗


もし「夏型結露で悩んでいる」という方がいれば
対策案として除湿機などで湿度を下げるか、外気を部屋に入れないことです。
今の住宅は24時間換気で常に外気を取り入れているので注意が必要ですね。
ですから夏型結露が起こっているときに、
冬型結露の対策案である「換気」をすると逆効果なのです。

夏にしろ、冬にしろ 、、、、 

   〇×△し過ぎない             
                     
                            ことが重要です。。。。







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by mitoma-ie | 2011-07-04 22:14 | 考えること
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