家のカタチ。
この大雨で、雨漏れ、冠水、大量に発生しています。 でも、それらの事例を見ているとちょっと感じることがあります。 何となくですが、無理をしているんです。 「山を削ってすり鉢状の土地に無理やり整地している」とか 「道路斜線の関係で無理にセットバックしている」とか 「建物の形が異常に複雑」とか 「屋根が素直にかかっていない」とか 「法律上、しかたなくトップライトを設けている」とか。。。。。 いろいろです。 やかんや、自転車。自動車におおよそのカタチがあるように 建築にもお約束のカタチがあると思うのです。 その限度を超えるとやっぱり無理がでる。 あるいはそのカタチを素直に作らないと不自然になるんですね。 L形の家より、四角形の方が良いだろうし、 屋根はフラットより勾配屋根がいいに決まっているし、 外壁は屋根に守られていたほうがいい(庇や軒があったほうがいい)。 バリアフリーも大切ですが、 高温多湿な日本には床下があって、 1階床は高い方がいい。 いろいろと制約がある中で、新しいカタチを提案するのが 建築家の使命でもあり、彼らの存在意義がある。 実際、それが良いと解かればハウスメーカーなどもまねをする。 無理をすることによって新しいカタチが生まれてきたのは 事実であり、これからも必要なこと。。。。 でも、出来れば自分の家で試してもらいたくはないですね。。。。笑 持論ですが、庶民には普通が一番です。 ただし、人によってその人なりの「普通」があります。 是非、みなさんなりの「普通」を、皆さんなりにこだわって、 皆さんなりの「普通の家」を建てましょう。。。。笑 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by mitoma-ie
| 2009-07-28 00:14
| 考えること
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