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良い家を建てる


「少しの勇気」

一概には言えませんが、家つくりにおいて「心地よさ」や「デザイン性」と
利便性や使い勝手などの機能的なところは反比例の法則にあると感じます。
 もちろん、その両面を兼ね備えた家というのが一番ですし、そのようなお宅も
 たくさんあると思います。。。。。


例えば、窓が大きく眺望がすばらしいようなお宅では、
心地よく、人の心を豊かにしてくれますが、
ガラスが多くなると温熱環境では不利になりますし、
防犯上も好ましくはありません。
また、キューブ的外観のすっきりしたデザイン性の高い家でも、
庇や軒がなく、日射や雨の降込みの問題などは避けられません。
これらちょっと極端に表現しすぎましたが、そう思いませんか?

ですが、この様なお宅でもちょっとした工夫で
快適に過ごしていらっしゃる方はたくさん居ます。
そんな不便性を払拭できるような、すばらしさがあるのだと思います。

これは、私個人の考えですが、
「家つくり」の場合、全ての思惑(機能・快適・デザインetc)を
余りにもひとつの家に盛り込みすぎると、
なんだかまとまりに欠け、よい家にならないような気がします。
ひとつのコンセプトと言いますか、ポリシーの様なものを大切にして、
何かをそぎとる(取り入れない)ことも必要だと思います。

それには「施主の少しの勇気」が必要です。。。。




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by mitoma-ie | 2010-05-15 09:15 | 考えること
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